RB26可変バルタイ260度ポンカムVer2

260度リフト9.15ミリで700馬力対応です!

現在はVer2しか販売してません。

RB26にポン付けでNVCSを流用するパーツです!

ポンカムなのでピストンリセス加工も不要です

このキットの効力を簡単に説明すると、カムで充填効率をUPするので
低回転ではノーマル排気量2600ccエンジンが、3000ccになった
様なトルクUPを感じます!

キット内には、IN側新品カムが1本付属します、
260度リフト9.15です(東名RB26用とプロフィールは同じです)

カスタムキット以外に必要な不足部品は、

RB25純正可変スプロケユニットと純正電磁ソレノイドバ
ルブとアールズとフィッティングホース類と制御基板です。


純正可変スプロケユニットはヤフオク中古で落札してくだ
さい、自分は4000円で可変ユニットを落札出来ました。



純正可変ユニットは2種類あり30度可変タイプと20度可変タイプがあります、
34ネオ6エンジンのNA用だけが30度可変します、20度タイプは34ターボ、
33ターボ、33NAです、ONで90度(低速バルタイ)になる様にすれば鬼トルクを体感出来ます

可変バルタイ付けても電気を流さなければ110度で固定で可変しない
ので、もしセッティングしてなくても今まで通り走ることは可能です。

IN260度カムでバルタイはイニシャル110度、進角可
変して90度、 EX側は260度の固定バルタイ113度

これで低回転オーバーラップ57度、高回転37度になります。

可変バルタイ取説


Ver1取説

Ver2取説

Ver2の変更点

日産で純正部品新品購入の場合は


最終のR34NEOターボ20度可変スプロケの日産品番は

Aが13025−5L301  58500円ぐらい


Bが13012−5L300    250円ぐらい


Cが13083−5L300    450円ぐらい

この3点が必要です。


純正の電磁ソレノイドバルブはRB25NEOか、SR20のS14とS15用を使う設計になってます。

R34のRB25NEOのターボ&NA使用可      SR20のターボ&NA用が使用可 

カプラーが楕円か四角の違いです。


R33RB25のソレノイドは使用不可です、先
端の形状が違いリリーフ機能がありません。



34ネオの最終型後期はフィルター付きに日産が改良して、一番性能がいいのが分りました!

最終R34ネオのソレノイドバルブ(VTC)日産品番は23796−4M70Aです。




この昔のソレノイドアダプターは最終型フィルター付きソレノイドに対応してない
ので送り返していただけば無償で加工して最終型ソレノイド対応にいたします。


2014.7.22以降に発送したのは、最終型ソレノイドに対応したバージョンです。


NEO用ソレノイドカプラーとSR用ソレノイドカプラーも単品で別売りしてます。
各1個で定価800円です。

オプションでフィッティング&ホースキットもあります、このキッ
トを使えばソレノイドバルブを見えないとこにセット出来ます。

定価14,800円(税別)

パーツ詳細です クリック


取り付け画像です。

自走テスト1

タービンはHKSのTO4Zで、ブースト2.1キロ700馬力クラスのタ
ービンで、エンジンは2568ccのノーマル排気量でテストしました。



IN側バルタイ90度でブーストを立ち上げると一瞬で2キロを振り切ります!

動画 クリック


NVCSオンIN90度で700馬力クラスのブーストを立ち上げると


4速3700回転でブーストが1.0に達し



4000回転で1.5キロに達し



4200回転で2キロに達します!


その回転とブーストを同時にリアルタイムで撮影した動画です

クリック


岡山国際サーキットでの走行動画  クリック 

2568ccのポン付けカムの可変バルタイ仕様で1分37秒2です



何枠も8500回転でブチ回しても可変バルタイキットは一切トラブルはありませんでしたよ。


この時のINバルタイとNVCSの回転セットが、アイドリングでバルタイ110度、動き出すと90度、5200回転以上で110度でした。


IN90度で町乗りするとトルクが上がりすぎて燃費が悪いので、対策する為にスロット
ルポジション電圧が1.4ボルト以下では強制的に110度に遅角する様にしてます。


このスロポジ&回転の複合制御は、別売りの回転コントローラーで可能です。




高回転で、バルタイIN110度に切り替わるので8500回転回してもバルブがピストンに干渉しないのでまだまだ回せます!


8500回転動画 クリック




アイドリングではオーバーラップを減らしたバルタイで動かせるので、負圧が上がり回
転が安定し、ゲトラグの歯打ち音も消えます、トラストスイッチングシステムがピッ
と鳴って切り替わる動画です


クリック


安定すると負圧も上がりますのでクラッチブースターが効き渋滞でクラッ
チが軽くなりラップ音や振動も無いので快適に町乗りできますよ!


自走テスト2

ポン付けのGT−SSタービンでもテストしました、純正で同じター
ビンサイズを例えたら34N1後期タービンと互角サイズですよ。





タイヤスリップ無しの計測、INバルタイはアイドリング110度(イニシャル)、1700回転で
90度に油圧を使って可変して5000回転まで90度のまま加速して、5000回転から上はまた
110度に戻ります、戻る時は油圧を止めて戻るのでエアー噛んでも誤作動しません。



バルタイ可変無しが110度で、可変して90度です、まず可変無
しで定番の110度固定で計測しました、緑線が可変無しです。


次に可変して90度で加速始めてから5000回転で
OFFの110度に切り替えしました赤線の方です



町乗りで良く使う3500回転付近が可変すると110馬力もUPしトルクは22キロUPしてます、これは
排気量を3リッターにしてもココまで変化は無いので低コストで排気量UPを手に入れることが出来ます、
レースならコーナー立ち上がりで車3台分ぐらい前に出れるので武器になります!


グラフ見て気付いたことは5000回転で可変するとパワーの落ち込みがあります、どうやら
もっと上で可変させた方が段付きは無くなり、勢いでピークパワーも少し上がりそうですね!

5000回転から上は、もバルタイ110度になるので線が重なります、ピークパワーは466.4馬力です


滑らかに可変するには6000回転ぐらいがベストです、6000回転で可変した場合のシュミレーションです。


可変ポイントベストシュミレーション画像 クリック




2024.3.20
OKレーシングさんが取り付け動画をUPしてくれました。

クリック

NVCSコントローラー

可変バルタイを制御するサブコンは別売り20000円税別があります。

トラストのE−マネージやスイッチングシステムやHKSのV−PR
Oがあれば制御出来るのでNVCSコントローラーは不要です。


この回転コントローラーで動かした動画です


1700回転でNVCSオン、1500回転でオフ クリック


5500回転でNVCSオフ、5000回転でオン クリック


上の切り替えポイント設定は好きに変更出来ます。

下の切り替えポイントは変更出来ませんがスロポジ電圧の条件を
設定出来るので1700回転でONにならない様にも設定できます。


NVCSコントローラー(RB26用)の取説



スプロケバックプレートです、エンジンに組み込んだ状態で正面側
からバルタイ調整出来る様に、純正スプロケを改造する部品です。

スプロケバックプレート

ECR33前期NVCSユニットに組み込む場合はネジ長が少し足り
ないのでワッシャー無しでロックタイト塗って組んでください。

取り付け方

これはオプションで4300円です。


色々バルタイ試しながらセッティングする人には必需品のオプションアイテムです。


バックプレートを組み込んでバルタイを112度に合わせポン付け出来るように6500円税別も承ります。


NVCSやエンジンの個体差で個体差で1度以内の誤差
は発生しますが問題ないレベルでポン付け出来ます。


NA用30度ならポン付けでOKです、イニシャ
ル120度、進角90度に純正がなってます。


注意!純正スプロケの刻印マークと純正ベルトの位置決め白い線を必ず合わせてくだ
さい、1山間違えると15度進んで75度になりバルブタッチの恐れがあります!



この様に冶具に載せて112度に合わせます。


ベルトカバーを送って頂けば3000円で74パイで穴あけ加工いたします。


オプション6,800円のRB26専用バルタイ分度器です。

可変バルタイのベルトカバー

RB30専用カムスプロケにNVCS装着


RB用NVCSユニット改造














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