2020.8.19

F50キャリパーと370パイローターをリアに流用するスカイラインGT−Rブラケット
以下は開発日記です。
2020.8.3

時間の掛かるワンオフ物の設計が溜まってヤバいです、一番納期が遅れてる33
GT-Rのリアに、なんとF50キャリパーと380パイローターを付けるブラケットの設
計に入りました。

純正と同じポジションで設計変更しました、長年の経験でノウハウがあるので
強度が怪しいのはウチは作りません、300キロからのフルブレーキが前提の
設計をしますよ。
2020.8.4

一晩寝たら気が変わりました、どうしても複雑な構造でキャリパーを真横に移動
させたいので斜めブラケットを再設計しました、昨日までは赤丸のとこが厚みが
無くなり貫通するので強度的不安で中止でしたが。

この様に完全に貫通させて設計して。

ステンレス6tでこの様な補強の当て板を作り。

上に当て板のせて5本のボルトで縫い付けBOX状にし、開き防止作戦で行きます。
フロントはAMGブレンボで真横に固定済みなのでリアだけ
F50キャリパーを斜め位置固定だとカッコ悪いですからね。

午後からはF50キャリパーをBCNR33のリアに付けるブラケットの制作に入りまし
た、フォレスターよりこっちが先に注文来てたので順番にワンオフ製品を合間に進
めて行きますね。

まず塩ビグレーで試し削りしてF50の位置関係を確認しました。
2020.8.18

プラスチックの試作出来たけど当て板補強するにも、やっぱり切れ目が気になります。

気に入らないのでCADデーターを全部やり直しました。

設計変更したCADデーターでジュラルミンの本制作始めました。

工夫して寸法色々詰めたので切れ目無しで出来ました
よ!、念の為開き防止で補強ステンレス板も付けます。

位置関係もバッチリです!、あとはステンの補強板ですが部材が無かった
ので明日発注です、もう完成したも同然ですよ、お待たせしましたね。

ステン補強板付けて完成です。