Cリングストッパー(前期用)
アテーサーを駆動するギヤーに組み込みます。



前期型           中期型

壊れる前期と、日産対策済み中期以降ではC
リングから端面までの長さが全然違います。



このシャフトはCリングが外れた前期型のアテーサ
を駆動するシャフトです、4WDを残したままエンジ
ンブレーキを掛けるとギヤー歯山は斜めの関係
でギアーでCリングを押し出す力が働き外れます
、加速中は歯山の斜めの関係でCリングから離れ
る方向に力が働くので外れることはありません、
前期はシャフトが欠陥品なのでCリングが外れる
確率が高いです、ただCリングが開いて外れる訳
ではありません、絶対外れない中期以降も同じC
リングを使用してます。


では前期だけ外れる原因は何かと言うとCリング
からシャフト端面までが短すぎて端面のスプライ
ンが先に割れてからCリングが外れます、Cリン
グが外れるとギヤーが飛んで内部で暴れて他も
破壊し修理不可能になります。


そうなる前に初期型はCリングストッパーを組み
込んでください、先に組み込めば2万で済みます
が外れると150万掛かります。


注意!
前期のCリングの外れる率の高い乗り方

1. アクセルON,OFFを激しくして4WDを
残すエンジンブレーキが掛かった時。

2. フラットではない車庫にハンドルを切
りながらバックで車庫入れをする場合。

3. 前進からバックに切り替える
時に、せっかちに操作した時。


一般人がスポーツカーを乗るので上記
の運転は日常茶飯事だと思います。


ジュラテック製Cリングストッパー
が、どれだけ強力か説明します。

Cリングストッパーを組み込んで、
試しに外して確認した画像です。

スプラインが微妙に食い込んだ跡がある
ので、しっかりスプラインを押さえてます。



ボルトを締めるとクサビの力で強力
にCリングストッパーを固定します。



Aの部分でスプラインを押さえ込み割れない
様にします、Bの部分ではCリングが段に入
り込み開かない様に保険で押さえます、2重
ロック方式です。



前期型でもCリングストッパーを装
着することで壊れなくなります。

スプラインが割れない日産メーカー対策品ミッ
ションは車台番号5400番台以降です、外観
での見分け方はバンパーにデイライトが付いた
2010年モデルからです、それ以前のモデルは
Cリングストッパーを必ず装着してください。



6角は36ミリで加工してます。



取説


弊社では取り付け作業まで行ってません、取り付けまで
希望の方はオートセレクトジャパンへお願いいたします。