NC旋盤にて一体削り出し加工



オイルリターン効率を上げる為アダプター内径を極力太く入り口が22パイで一番細い、とこが内径15.5パイで コンパクトサイズ設計です、しかも剛製を得るために総削りだし一体製法としコンパクトサイズなので ミッションを下ろす為にエンジンを傾けても邪魔になりません。




ヘッドの加工は30パイの鉄のメクラを外から中に、たたき込みカム穴からメクラを
拾い取り後、M8のタップ加工してネジ穴にヘキガス塗り取り付けます。


取り付け加工のやり方



ブローバイ対策のオイルリターン加工をします

メクラを、たたいて中に落とし込み



メクラを、たたいて中に落とし込んだらカム側から抜き取ります。




取り付け固定穴を両脇に開けM8タップを立てます。






別のメリットとして6番のエア抜きフィッティングを後ろに新設してもミッションを下ろす為
エンジンを傾けても先にリターンブロックがバルクヘッドに当たるためフィッティングが損傷しません。













取付け例 1

右側にリターンさせる場合




オイルリターンブロック 

ブローバイ対策

加速Gを利用してオイルをオイルパンに直接落とします。




取付け例 2

左側にリターンさせる場合


シングルターボの場合は純正リアタービンのオイルリターンにダイレクトに戻します。




ニスモタービン仕様でエア抜き加工もしたい場合は45度のフォージを使えば
タービンアウトレットをかわすことが出来ます、しっかり耐熱処理が必要です。





減速時にもオイルを落とす加工

シングルターボで前と後ろの両方からオイルを落とす場合です。





シングルターボの場合だけ6気筒目のウォータージャケットのエア抜き加工が出来ます

要はオイルリターンブロックが左に向く場合です。

レースで水温を、下げる加工です!



ウォータージャケット最上部にカスルぐらいで合わせ穴を明けフィッティングにてエア抜き水路を新設します

6気筒目のエアー抜きをすると1気筒目との温度差が小さくなり水温がピークで5度以上下がります



バランスチューブ最上部のエア抜きラインに割り込ませます。      最後は、まとめてこの穴からエアーを   
スワールタンクに送ります                  

ミッションを下ろす時にエア抜きフィッティングがバルクヘッドに干渉しないので便利です。





この商品を使って車重が1620キロぐらいある無軽量の34GT−Rで
岡山国際サーキットを1分36秒で走ることも出来ましたよ!


36秒動画  クリック




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