アテーサ用強化圧力スイッチ

2024年まで定価35,000円税別

純正と同じ2ポイントの圧で作動するのでポン
付けすればアテーサコンピューターの書き変
えは不要で新車時と同じ条件で走れます、強
化の意味は六角レンチでダイアフラムを締め
れば0〜10Mpsの範囲で調整可能です、初期
設定は製造元が純正と同じ圧力に校正済み
なので触らないでください、Oリングも劣化に
強いフッ素系の強化Oリングが付属します。




純正圧力スイッチは経年劣化で矢印のとこか
らオイルが漏れ始めます、デフケースがオイ
ルまみれの場合は要注意です。




32はデフの衝撃をまともに食らうので振動
対策で直付け出来る設計にしてます。




新品アキュームレーターも同時交換をお勧め
します、ジュラテック価格37570円（税別）で販
売可能です、この商品は業販価格設定はあ
りません。

注意！
2024.8.17時点の価格です日産部販の値上
げがあるとジュラテック価格も上がるのでご
了承ください。




アテーサ駆動油と作動油は全く違う物で間違
えると壊れます、他社のオイルだとアキュー
ムレーターのOリングを溶かす成分もあり寿
命を縮めてしまいます、E-TS専用作動油1L
缶をジュラテック価格3264円（税別）で販売
可能です、この商品は業販価格設定はあ
りません。

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以下は開発日記







2024.7.11

アテーサの圧力スイッチが壊れるとアッシー交換
で高くつくとワクセンさんから聞いたので圧力スイ
ッチを開発してみますよ、外した物が無いのでワ
ッキーさんにテスターを当てて接点の特性がN.C
だったのを確認してもらいました、ありがとうござ
いました！




34GT-Rの日産整備書ではエンドで0.3Mpaか
ら0.49Mpaの範囲の発生油圧みたいですね。




実測の根元のデータを見る為にアテーサーユニッ
ト側のメスネジとシールテーパー面のコピーをNC
旋盤で製作しました。




ネット情報や整備書では圧力スイッチ単体の正確
な作動圧が分からないので、純正圧力スイッチに
油圧ポンプで圧力を掛けて針が何キロでオンオフ
なるか動画を撮って精密に計測してみました。

計測データーを公開すると直ぐに真似されるかも
しれませんが、だからと言って違った攪乱情報を
流すのも混乱が起きて悪いので本当の数値を公
開する事にしましたよ。




上が純正、下が強化品です。


純正圧力スイッチの作動テスト動画　クリック


強化圧力スイッチの作動テスト動画　クリック


油圧が約3.8Mpaを超えるとアテーサーポンプが止
まり、約2.8Mpa以下に低下するとポンプが回る構
造になってます。


純正と同じ作動圧に精密に合わせてます。


強化品は六角レンチで圧力アップも可能でアテ
ーサクラッチの反応や圧着力を強化出来ます、
ただ圧力を上げ過ぎるとコーナーではアテーサ
クラッチの半クラ領域が減りアンダーを誘発する
しゼロヨンスタートするとフロントのドラシャが破
損しやすいのでアテーサコンピューターをマイル
ドにする書き換えが必要になります、なので設定
圧は純正圧のまま乗るのをお薦めします、どうし
てもアテーサの効きを強化したい場合はクラッチ
枚数を増やすか社外アテーサコントローラー側で
セットしてください。

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2024.7.29

32GT-Rに取り付けと自走テストはカーショップポ
ルシェさんにお願いしました、開発協力ありがと
うございます！



アテーサーコンピューターのLED警告灯が消灯し
て正常を確認し自走もして全く問題無いのを確認
して頂きました、ニッパチの800馬力仕様なので
もし4WDに切り変わらないとホイルスピンの嵐な
ので直ぐに気付きますからね、そんなこともなく普
通に4WDに切り替わりますしカチカチ音も鳴りま
せん。

もう1週間ほど自走で問題が無ければ受注生産で
予約受付ますよ、アテーサユニット脱着やエアー
抜きで作業が大変なので取り付けまで希望の方
はカーショップポルシェさんに依頼してください。