RB26可変バルタイキットの取り付け方です
まずINカムを外します、ヘッド後の半月部分にバリがあるのでバリ取りし
てください、バリが残ってるとオイルアダプターがフィットしません。
アールズAN4の90度フィッティングは30度ぐらいのとこで硬くなるとこまでシールテープ巻い
てねじ込んでください、純正の鉄配管が邪魔になる場合は0度の位置にしてください、3箇所の穴は
PT1/16のイモネジをねじ込んでください。
注意!ここのアールズは
NPT1/8です!
そしてカムオイルアダプターにフィッティングの90度とスイベルシールのストレートとホースを先に
接続し、カムを装着しないでオイルアダプターをヘッドにハメ込み、先にステンメッシュホースのレイ
アウトと長さを決めてください。
付属の耐熱Oリングに付け替え、ステーを挟んでからソレ
ノイドケースとソレノイドを合体させてください。
ソレノイドケースにも10パイニップルやAN4オスなどをねじ込んで下さい。
反対に接続すると油圧が抜けるので気をつけてください!
ソレノイドアダプターの位置を決めて固定し、オイルアダプターからのホースと接続
してくだい、34Rのココに設置するとステンメッシュホースは66センチでしたよ。
次に純正の油圧プレッシャーセンサーを外しミツマタ付けてアールズ45度で油圧を取り出してください。
油圧をとり出したホースをソレノイドケースに接続してください、
ソレノイドケースの下に接続したシリコンホースは
オイルレベルゲージに接続してください、オイルの量を測る時はホースだけ抜いてレベルゲージを挿入し25ミリずれたとこを読んでください
ここのシールには付属のインジェクターОリングを使います、先にOリング通してからレベルゲージアダプターを装着します。
注意!、取り付けする時にOリングがズレないように後ろから細い棒などで押しながらアダプターを挿入してください。
専用カムにカムオイルアダプターをはめ込み同時にヘッドに載せてからカムキ
ャップを均等に締め込んでください、締め方は日産整備所通りです。
注意! ステンメッシュホースは先に接続しとかないと、狭くて工具が入らないので後で締めることが出来ません。
パイプカラーとスプリングワッシャーとM6キャップネジの3点を組み込んで軽く仮止めしてください。
次にコの字ステーをカムキャップに載せて、ナットを0.5ミリ浮いたとこまで締めてください。
ここから締め付ける順番が重要なので気を付けて作業してください!、エンジンの個体差のズレを調整します!
コの字ステーとカムオイルアダプターを指で矢印方向に押さえて、丸印が密着させた状態を維持して
指でテンション掛けたままナットを締め付けします、これでカムが冶具になるのでヘッドに対して平行にコの字ステーが固定されます。
既に仮締めしてたM6キャップネジを締め付けしてください、これでエンジンの
個体差のズレに対応します、おまけにカムの微妙な曲がりや振動も吸収します。
ココが可変スプロケに干渉して付かないので、専用ネジとカラーとワッシャーに交換してください。
こんな感じになります、バックプレートが多少ぐらぐらしますがカムカバー付けるとシッカリ固定されます。
純正のRB25可変スプロケ刻印と、タイミングベルトの白マークを同じ位置で合わせるとRB25
純正の120度になる設計です、イニシャルバルタイを110度ぐらいに合わせ直してください。
ソレノイドケースの下からは常に微量のオイルがリターンされるバイパス逃げ設計にしてま
す、この微量のオイルで常に可変スプロケに微量の油圧を掛けて、ホースラインのエア抜き
をしながら可変準備のスタンバイ状態を維持して、ソレノイドが開いた瞬間に全油圧がスプ
ロケに掛かり、一瞬で可変します。
ソレノイドが閉まってるのに赤丸のニップルから微量のオイルが出てくる動画です。
クリック
この漏れは正常ですよ、ソレノイドの鉄芯が13パイに対してソレノイドケースの
内径は13.1パイです、0.1ミリの隙間からワザとバイパスさせてるオイルです。
電気配線です。
まず作動プラス電源をバッテリーから取り、念のためヒューズを通してから純正ソレノイドバ
ルブに接続してください、電磁石に電気を流すだけなので2ピンのどちらに繋いでもOKです。
そしてソレノイドの2ピンの片方がアースに落ちるとカチッと作動音が鳴りソレノイドバルブが作
動します、試しに右画像の用にアースに落としてみてください、結構大きな音でカチッと鳴ります。
切り替えを回転制御する必要があるのでこのアース配線をブイプロのアーススイッチか、トラストの
E−マネージやスイッチングシステムや、オートデザインさんの回転コントローラーなどに接続して
制御してください。
可変バルタイ専用の、回転コントローラー設定方法です。
クリック
セッティングアドバイスです!
NEO6のNA可変ユニット30度か、ターボの20度か??、
イニシャルバルタイは何度か??とかね。
自分が色々試してみて可変は30度より、20度の方が全域でパワー出せるセットが狙えると思いま
した、30度だとパワーの出る目標バルタイを飛び越してパワーダウンし、しかも切り替えで段付き
が発生しました。
エンジンやタービンで、ある程度バルタイセットの違いはありますが、この2ポイント設定の可変
バルタイ機構で、ウチのストリート仕様の推奨データーは、IN側は270度のカムでイニシャル
バルタイ114度、進角可変して94度、EX側は270度のカムで固定バルタイ115度です、
この仕様ならアイドルが安定して排ガスもクリーンで排ガスもOKで負圧も350以上でクラッチも
軽くなり、町乗りで一番必要な低中速がトルクフルに激変して、上はタービンによりますが900
馬力ぐらいまで対応出来ます、切り替えは6500回転ぐらいです。
セットは人それぞれなので皆さんも美味しいセットが見つかれば教えてくださいね、HPに投稿しますよ○(^o^)○