2006.3.5



RB30 900馬力快適町乗り仕様





OS技研86mmクランクセット                  ヘッドと合体!  




ナプレック50パイビッグスロットル




 レイニックオイルポンプ





町乗りエンジン完成!



RB30ライトチューン通勤仕様

ブースト2キロ (約900馬力スティルシャシダイナモ実測)



タービンT88 34D18cm

カム270度リフト10.25

足 ニスモ車高長

マフラートラスト チタン90TIR

ホイル ボルクレーシング18

クラッチOS町乗り用軽いトリプル

OSデフ

ニスモ純正オイルクーラー

HKS V-pro

燃料ポンプ2機

リヤアンダーディフェーサー






そして2年後にバージョンUPしました!



2年前に製作したT88のRB30の実測900馬力から3037SのV-CAM仕様のRB30にバージョンアップします。





フロントブレンボ8ポット&370パイローター         リアブレンボ4ポット&350パイローター
  




まず中間トルクを稼ぐ為、ニスモのサージタンクに交換します。





あとVカムProで低速から高速まで鬼トルクでセットして、正確にバルタ
イを可変させる為レイニックのオイルポンプを使います(装着済み)




まだ仮組みですがタービンは3037Sを2基がけでブースト2キロでレスポンス重視の900馬力を製作します!





左画像がOS技研の3リッター専用V−CAMプーリーキットです、

OS技研RB30は24mmハイデッキと専用ロングタイミングベルトと小型カムスプロケの為、HKSの可変ユニットが付きません、
なので特注で大型カムスプロケと大型クランクスプロケとスーパーロングベルトを製作しVカム装着が可能になりました。

右の画像の様に重ねると大きさの違いがわかります。




(左画像)正確にバルタイをコントロールする為4番ラインでオイルを取り出します

(右画像)アルミブロック部品上部の穴2ヶ所からオイル油圧が入りカムを通ってカム端面の穴4ヶ所から
スプロケに油圧を伝達します、2系統のオイルが押し合うのでバルタイは無段階に変化可能です。



シム調整とV/P確認しVカムProをセットします(264度のリフト10.2でバルタイ変化50度)

264度でもバルタイが50度も変化するので280度カム以上の性能があります。





   V/P計測でリフト6.7ミリ以上あるか確認します          HKSスプロケからOS技研スプロケに可変ユニットを移植します





アダブタープレートを付け専用タイミングベルトを張ります。





バルタイ調整します ハイデッキと特注スプロケのせいでIN最遅角で128度になってしましました。

1山ずらすと約15度もズレテしまいます。なのでエンジン始動直後は128度です。





ハイデッキエンジンにニスモのサージタンクを付けるとクラッチマスターとのクルアランスが無くクラッチ
交換出来なくなるので取り付けるの断念しました。クラッチ交換のたびにマスター取るのだるいです。




ツインターボ用のフロントパイプをワンオフ製作

エンジンが24ミリのハイデッキの為、RB26用の部品がそのまま使えません




やっとフロントパイプ2本とウエストゲートパイプ2本溶接出来ました。

明日は耐熱布を巻いてから取り付けします。




           サードのデリバリー装着         エアコンとABSがあるので配管の取り回や耐熱処理に時間かかってます



HKSがテストした最適な回転数と圧力電圧ごとの基本バルタイデーターを
分かりやすく自分で回転とブーストの表に書き直しました。

極秘データーです!(ウソ!)

マップは700馬力ぐらいの基本データー

仕様により多少異なりますが、そんなにはズレないと思います。

それにしてもV-CAMは負荷にも連動してバルタイを無段階変化させれるので本当にスゴイです!



2008.4.12

配管類の耐熱も、ほぼ終わり次はABSの遮熱板を製作します。          ウエストゲートは大気開放仕様     



2008.4.25


ニュルカラーに塗装したカムカバー装着         HKSのブロック文字を削り落とし純正風に仕上ます






2008.5.2



Vカム制御の配線を配線図を確かめながらVプロハーネスにハンダ付けします。


2008年5月6日



なんとか狭いエンジンルームに100パイのSUSパワーを2個付けようと努力中です、無理かも?



2008.5.11



小型の80パイ用SUSパワーはアダプター無しにすると内径114パイあるので100パイ
変換アダプターを製作し、アルミパイピング径を絞らないでツイン装着出来ました。



2008.5.17

そろそろコンピューターセッティングを、やります。



オリジナルコンピューターの(古コン珍プロ??)       ハードキーを使ってから通信します




オリジナル通信ソフトの900馬力用点火マップと燃料マップです、商売でやってないのでこれも公開します!

注意!

このソフトは自分が遊ぶだけの為に使用しているので販売や情報提供など一切やってません。



珍プロは、マップの大きさが32×32もあるので細かくセッティング可能です!

ちなみに(パワーFD?)マップは20×20でした。

前回のT88仕様と今回の3037S仕様はピークパワーこそ大差ないですが
V-CAMのお陰で中間域で100馬力ぐらい差がでます、NA大排気量気分です!



2008.5.23

ハイブーストの辺の基本データーを作ります。



なんとたった5000回転でブースト2.2キロかかりました!




古コン珍プロのマップトレースの5000回転で2.2キロの軌跡です、RB30&Vカム&ボールベアリングタービンの威力です!

あまりにも立ち上がり鋭くブーストマップの一番下まで一瞬です!

久々に異次元の加速味わいました、またゼロヨンも、やろうかな〜



2008.5.25

メーターパネルをアルミで作ってみました。



2008.5.27


さすがにブースト2.2キロが常用ブーストだと恐ろしくて踏めなく逆に遅いので
1.8キロ付近も全域でセッティングし、1.8を常用ブーストにしました。

2.2キロだとラジアルタイヤで冷えた路面だと4速で4輪同時ホイルスピンして危険でした。


このブースト計が約1.8キロで燃圧計が約4.8キロなので、これが本当の
イニシャル燃圧3キロです、意味の分かる人は車オタクです(^^)




1.8キロのセッティングデーターと、8300回転までブチ回した時のマップ軌跡です、
これなら900馬力ぐらいにパワーダウンし乗りやすいです。


セッティングメモ

(たいしたセッティングではないので内容も公開です)

可変バルタイはアイドリングが125度で2000〜4000回転付近は90度で圧縮漏れ無しで3リッターを丸々完全燃焼し
ブーストを鋭く立ち上げ、4000〜6000回転付近は90度〜110度で充填効率ビンビンにし7000〜8300回転は
バルブがピストンを突かないように120度まで遅らせると混合気の吸入タイムラグがバッチリ合い
フルパワー炸裂になり、完璧です!(だと思う?)空燃比の方はブースト立ち上がり4000回転付近は11.3ぐらいで、
ブーストが安定する5000回転から7000回転域は11.1で、8300回転に達するにつれ10.9にし、安全マージンを大きく取った
燃調で、さらにストロークが長いので点火は上で23度とし遅角ぎみです、(ちなみにショップなら27度で取るそうです)



エンジンフィーリングについては低中速はNAのZ33並みのレスポンスで上はドラッグマシン並みの
加速をし、脳みそが後ろに移動する加速です!RB26チューンも20年も経つとチューニングパーツも、
ここまで進化して普通に町乗り出来て壊れずパワーが下から上まで全域で出るので、凄い時代になったと思います。